この記事は、Garmin Approach G80 が気になっているけど、まだ購入までは・・・。と思っている方や、練習場の練習をもっと楽しくしたいと思っている方が、買いたいと思えるポイントをお伝えできればと思います。
この記事では、主に練習場で使った場合での Garmin Approach G80 のレビューになりますので、予めご了承ください。
Garmin Approach G80 の製品レビューは他の方も書かれていますので、製品スペック等を知りたい方はそちらを見ていただいた方が参考になると思います。
結論
下記の条件に当てはまる様な方にはおすすめです。
- Garmin Approach G80 を購入出来るだけの予算がある
- 練習場が狭く、ボールの飛距離が見えないが、アイアンの距離感を磨きたい
- 練習場での練習がマンネリ化していて、練習に行くモチベーションが上がらない
- TruSwing を持っている
- 新しいガジェットが大好き
1 点注意が必要なのは、同じく Garmin さんから出ている Approach S62 や CT10 とは連携できないようですので、CT10 と G80 があれば S62 要らないという風にはならないのでご注意ください。
私はそれを知らずに買ってしまい、ラウンド中に連携できないことを知りました・・・。
ちなみに上に書いている通り TruSwing とは連携できます。
購入に至った背景
Garmin さんの Approach G80 は発売当初からずっと気になっていたのですが、値段が高いこともあり即購入というわけにはいかなかったのです・・・。
しかし、練習場から足が遠のいてしまったタイミングで G ポイントというポイントがそれなりに溜まっていたのと、G ポイントを GDO ポイントに変換する時にポイントが 1.2 倍になるというキャンペーンをやっていて、全額ポイント払い出来る!となって購入に至りました。
まだ全然使い倒しているわけではないのですが、練習場で使ったら思いのほか楽しかったので早速記事にしたいと思った次第です。
普段練習している環境
- 約 50 Y ほどの練習場
- 打ち放題はないため、1 球打ちで練習
- 球の安い 2 階で練習することが多い
- スマホで動画を撮ったり、M-Tracer を使ってスイング分析をしたりしていた
レビュー
まずは良かった点からいきます。
良かった点
都内の狭い練習場で球筋が見えなくても、距離が出るのが嬉しい
これは、非常に嬉しいポイントでした。
初めてこういった距離計を購入したので、新鮮な体験でした。
球を打つのが楽しくなります!私が普段練習している練習場は狭いので、大体の飛距離がわかることは距離感を作るためには非常に嬉しい機能です。
基礎練習をしていると、どうしても思いっきり球を打ちたくなることがあるので、そういう時にヘッドスピードを上げる練習と称して思いっきり振る練習に使っています。
ターゲットプラクティスはアプローチ練習に使えて楽しい
こちらも 1 点目のメリットに近いのですが、ターゲットプラクティスはゲーム感覚でアプローチ練習が出来るので非常に楽しいです。
こちらも距離感を磨くための手助けになってくれると思います。
画面は大きくて見やすい
Approach S60 を使っていた身としては、画面がスマホサイズ並の大きさになって非常に見やすくなりました。タッチの感度も特に不満はありません。
Approach G80 とボールの位置はかなり大雑把においても反応してくれるので、置き場所に困らない
飛距離計って割とシビアにセッティングが必要かと思いきや、かなり適当でも計測できました。
私は練習マットのボールを置く場所に、少し高めのゴムティーに立て掛けて使っています。
素振りでも反応するので、試してみると良いです。※ ただし、素振りでは飛距離は出ません
イマイチだった点
全体的にボタンの反応が悪い
本体の右側上部に物理ボタンが 2 つ付いていますが、この両方とも押した感がないんです。
iPhone の物理ボタンみたいに、カチって鳴ってくれると分かりやすいんですが、現状はそういった作りにはなっていないようです。
初めて電源を切ろうと思って電源ボタンを長押しした時、全然電源が切れなくて壊れているのかと不安な気持ちになりました・・・。
距離計測してくれるトレーニングモード時に、ログが残らない(最後に打ったボールの距離やヘッドスピードやボールスピード等しか見れません)
さっきの球を比べて今の球はどうだったんだろうと思ったとしても、それを確認する方法はありません。
ずっとログが残り続ける必要はないので、電源を切るまではログが残るようになっていて、練習終わりに 1 回の練習中のアベレージを出してくれたりすると非常に嬉しいなと思いました。
球筋は見えない
飛距離が出るのは嬉しいのですが、Trackman や SkyTrack のような弾道計測器で見れる球筋は見れません。
そのため、狭い練習場で球筋を確認したいような練習をする場合は、Garmin Approach G80 で満足することは難しいです。
高価な弾道計測器に比べると値段が圧倒的に安いので仕方ないなというのと、そもそも GPS ナビがメインで、おまけ的な機能に求めすぎているとは思っています。
最初はメインの練習メニューが、修正したスイングでボールに当てることがメインだったので不都合は全く無かったのですが、徐々に打ち出し方向や球筋が見たくなってくる様な練習をする必要が出てきたため、物足りなくなってきたという感じです。
しかし、Garmin さんから弾道計測器が新しく出るというじゃないですか!
Garmin の Approach R10 という商品が発表されており、10 万以下で買えるのではないかと噂になっています。
Garmin さんの公式動画が下記になります。
ドライバーの飛距離はそこまで精度が高くない
レッスンを受けているプロの先生に、G80 を使って試しに計測してもらったことがあるのですが、アイアンの飛距離は割と正確だったようですが、ドライバーの飛距離には結構ズレがあったようです。
私は主に狭い練習場でしか使っていないので、どのくらい飛距離の差があったのかは把握出来てないのですが、ドライバーはあまり当てにしない方が良いようです。
Approach S60 や CT 10 と連携できない
Approach G80 と CT10 が連携出来る必要はないので、Approach S60 経由でデータ連携出来ると良いなと思いました。
ラウンド中に Approach S60 と G80 を両方同時に使ってみたのですが、別のラウンドの扱いになってしまうんです。
CT10 と S60 はすでに連携出来るので、S60 と G80 が連携出来る様になれば画面も大きく見やすくなりますし、S60 よりは G80 の方が操作性は上なので、G80 が見れる時はそっちを使える様になって欲しいと切に願います(笑)
また、Approach S60 に入れたスコアのデータを G80 でも見れる様になると、さらに可能性が広がると思いました。
できれば、ソフトウェアアップデートで対応出来ると最高ですね。
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