結論
基礎的な内容ではあるのですが、結構なボリュームで読むのは大変でした(笑)
レバレッジメモを作っているときにも思ったのですが、今の自分にとって重要な部分とそうでない部分をきちんと分けれていないと感じたので、もう少し勉強したら読み返してみたいと思います。
とはいえ、大前提の心構えの部分から、投資初心者の私でも知っている様な世界的に有名なレイ・ダリオ氏のポートフォリオが公開されていたりと得られたものは多々ありました。
こんな人にはオススメ出来ます。
- 投資をする際の心構えを学びたい人
- 投資の失敗例を学び、そこから同じ失敗をしない様にしたい人
- 投資のゴールを明確にする方法や、そこに至る手段が知りたい人
- 超有名投資家レイ・ダリオ氏のポートフォリオを知りたい人
やること、やらないこと
やること
- 生活費の心配をしなくていいレベル(経済的安定)の金額を明確にする
- 経済的安定に加え、少しの贅沢が出来る(経済的活力)金額を明確にする
- 各資産クラス(株や債券、金、商品など)の特徴をきちんと頭に叩き込む
- インフレ、デフレ、経済成長、経済下降が起きた時に、各資産クラスがどういった値動きをしたのかを調べる
今の所やると決めたことは、こんな感じです。
何度も読み返すうちに、もっとやることは色々増えてくるかも知れません。
特にポートフォリオのバランスに関しては、まだまだ考える余地があるので、来たるべき暴落に備えてきちんと準備していきたいとは思っています。
やらないこと
- レイ・ダリオ氏の提案したオール・シーズンズ戦略の実行
日本と米国との違いもあるため、そのまま実現出来ないというものあります。
山崎元さんが、日本用にアレンジしたものを提案してくれているのですが、それをそのまま鵜呑みにするわけにもいかないので、自分なりに納得できるようになるまでは、様子見したいと思います。
背景
この本を手に取ったのは、レイ・ダリオのポートフォリオが公開されているということだったので、そこに興味があったので購入しました。
もちろん米国の環境下におけるポートフォリオなので、まるまる参考になるとは思っていないのですが、ポートフォリオのバランスを決めるための考え方とかは参考になるのではないかと思いました。
ちなみに、山崎元さんがレイ・ダリオのポートフォリオを日本版にアレンジしたものを考えて書いてありますので、そちらを参考にするのは良いかと思います。
この本から得られるもの
- 投資の基礎的な教養
- 投資の落とし穴にどういったものがあるのかを知れる
- 自分の夢の「実現コスト」の算出方法がわかる
- 自分の資産をどの様に分配し、管理するのかがわかる
投資に関する全体的な知識がたくさん書かれているので、とても勉強になりました。
基礎的な内容ではあるものの、為になる話ばっかりでした。
今後も何度か読み直して、自分の糧としていきたいと思います。
おわりに
これまで投資に関する本を 5 冊読了しましたが、その中でも特に印象的なのは、どの本にも精神的な部分に言及されていることです。
やはり現金を保有するより高いリスクを取ってお金と付き合っていくには、精神的な成長も必要だと感じました。
もちろん余剰資金で投資をする前提ではいますが、余剰とはいえ、自分の資産が目減りしていくことに本当に耐えれるのか・・・。
若干の不安はありますが、不安を払拭出来る様にするための準備を着実にしていければと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました!
コメント