2021 年の間に 50 冊の本を読むと宣言したので、その第 1 冊目のレビュー記事になります。
結論
本の読み方の雰囲気が掴めるのと、久々に本を読み切ったことで今後も本を読み続けられる様な気持ちになりました。
この本はこんな人におすすめ出来るとおもいます。
- 本を読むのが好きではないが、自分の価値を上げるためには読んだほうがいいと思っている
- 過去の挫折体験から、なんとなく本を読むのを避けてしまっている
- 本は一字一句飛ばさずに読むようにしている
- 本をよく読む人に、大事なとこだけ読めばいいんだよと言われるけど、大事なのどこ!?って思ったことがある人
これは、実は全部私の抱えていた悩みです。
読書はあまり得意ではないのですが、この本は 1 ~ 2 時間ほどで読み終えれました。(そんなにページ数も多くないですし)
自分が抱えている悩みを解決してくれる様な本だったので、自然と読み進められたのかも知れません。
なので、私と同じ様な悩みを抱えている人が最初に読む本としては、とてもいいのではないかなと思います。
やること、やらないこと
せっかく本を読んで得たものがあるので、本から得た情報を元にやること、やらないことを決めました。
やること
- この本を含め、すべての読書でレバレッジメモを作成する
- 時間を決めて読む
- レバレッジメモを何度も読み実践する
やらないこと
- 紙の新品の本を買う
- 読み終わったら捨てる
やらない理由は、既に Kindle で大量の積み本があることと、レバレッジメモを作る時になんどか本を見返したりしているため、すぐに捨てるのは難しいと判断したためです。
背景
実はこの本、父親に進められて 2020 年の夏頃には手元にあったのですが、今まで全く読もうという気になれなかった本なのです。
私は普段 Web エンジニアとして働いているので、新しい技術を学ぶために技術書を購入するのですが、結局数ページめくって読むのを辞めてしまうという状態でした。
ビジネス書でも同様で、読了出来るのはほぼ漫画のみという様な状態でした・・・。
現に、Kindle には山のような積本があります・・・。(既読思ったよりある!と思ったのですが、ほぼ漫画でした・・・)
この様な数々の(読了できないという)失敗体験の繰り返しで、読書をすることを極力避ける様になっていました。
しかし、FIRE することを目的として掲げたことで、そこに至るには情報収集は必須で、活字の効率のよい読み方が出来る能力は必須だと思いました。
そこで重い腰を上げることができて、更には数時間で読了することもできてとても良い体験になりました。
また、Instagram で宣言したことで、より読まねば!という気持ちになりました(笑)
この本を読むと得られること
- 本の読み方、選び方がわかります
- 本を読んだあとのアウトプットの重要性、作り方がわかります
- 本を読んだあとの実践から改善までのサイクルの重要性が理解出来ます。
これだと、『はぁ、なるほど・・・』という感じになってしまうので、もうちょっと具体的な内容を書きます。
レバレッジ・リーディングを行うことで得られる価値
より短時間で価値の高い人間になるためにやることが明確になる
書籍で他人の成功体験を買うことで、成功までの道のりのショートカットすることができます。
これを行うことで、結果的に自分の価値が加速度的に上がっていき、結果的により価値の高い人間になることが出来るというものです。
ビジネスでなにかを行う時によく使う 計画(Plan) => 実行(Do) => 検査(Check) => 改善(Action) のサイクルがありますが、計画の部分が大幅に短縮出来るのではないかと思いました。
最も重要なことは、この改善のサイクルを回し続けることです。
レバレッジ・リーディングのやり方
レバレッジ・リーディングのやり方と書いていますが、1 ~ 3 はどの本を読む場合でも使えると思っています。
- 今の自分の課題や達成したい目的を明確にする
- 読むべき本を絞り込み、本を購入して読む
- 重要なところに線を引き、印を付ける
- レバレッジメモに要点を抽出し、繰り返し読む
- レバレッジメモの内容を実践する
- 実践した結果をレバレッジメモに反映させる(そのまま使えるのか、使えないのか、改良すれば使えるのか等)
- 5 と 6 を繰り返し行うことで、実践で条件反射的に対応出来る
個人的には 1 の本を読む前の準備が今までできていないから重要なところかどうかの判断がつかないのだなと思いました。
レバレッジメモとは
レバレッジメモは要点を抽出したメモのことです。
つまり事前に自分の課題解決や目的達成のために必要な情報だけを抜き出したメモです。
自分の課題解決や目的達成に関連している情報だけが抜き出されているので、いちいち本を読み返す必要はありません。
これで更に時短が可能になりそうですね。
終わりに
この記事では、本に書かれている内容をざっくり書いたものなので、もっと具体的な内容が知りたい方はぜひ買って読んでみて頂ければと思います。(170 ページくらいなので読みやすいです)
個人的には久々に読了できた本でしたし、意図せず自分の課題が明確になった状態でこの本を読むことができたので、よい成功体験を得られました。
これからも読書を習慣化出来る様に、レビューを続けていこうと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました!
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